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移住コーディネーター釜石生活Vol.359食べることは生きること

カマコラ

この記事を書いた人

移住コーディネーター
プロフィール

佐々木 江利

神奈川県藤沢市出身。結婚を機に釜石に移住しました!ママ目線で語っていきますー

2025.1.31
 
「食べることは生きること」~アリス・ウォーターのおいしい革命~
というドキュメンタリー映画を釜石PITの上映会で見てきました
 
カリフォルニア州バークレーにアメリカで初めて、地域の農家と食べ手を直接つなぐ、
予約のとれない人気店でフランス料理店「シェ・パニース」の
オーナーシェフのアリス・ウォーターさんのドキュメンタリーで
彼女の集大成となる書籍『スローフード宣言 ― 食べることは生きること―』
の出版1周年を記念して来日し、日本の「食」や「農家」「地産にこだわる給食」
などに関わる人達との交流をされたときの様子を中心としたお話でした
 
食を通した未来を考えさせられるお話で、ほぼ満席の状態でした
そして、映画を見た後にアフタートークとして
三陸駒舎の黍原里枝さんがエディブル・スクールヤードを視察した時のお話
地域おこし協力隊として、橋野で農業をしながら
栗林小学校でエディブル・スクールヤードを実践している三科宏輔さんのお話もありました

エディブル・スクールヤード
私的に超簡単ざっくりすぎですが、実践型食育ですかね
育てて、環境の事を考えて、食べるみたいな
 
子供達の心も育てながら、食や環境のことを理解していくことができる
素晴らしい取り組みとだと感じました
映画を見た一人一人が感想やアイディアをお話する時間もあり、とても充実した時間でした
 
子供を預けてまでこの映画を見に行ったのは
地方である釜石に来て「食」に対する価値観が本当に変わったからで、すごく興味がありました
やはり農家さんの苦労、漁師さんの苦労を間近で感じる事が多くなったと思います
本当に恥ずかしながら、想像以上にこんなに手間がかかるのか!と感じる事が多かったです
 
都会で育ち、小学校の教科書で「大変なんだよー」と習っただけでは感じとることができなかったようで
大人になってからですが、価値観を変えることができて良かったです
 
地元の旬のもの、愛情注がれて育てられたものをその土地で食べるのが本当に幸せです
なかなか食べることができないからこそ、わざわざ食べにきて感じてほしいです
わざわざ食べにくるとより美味しいですよね
 
わたしも移住前、釜石で飲んだあの浜千鳥の美味しさは一生忘れません
(まさか浜千鳥がスーパーに売っている街に移住するだなんて!!)
最近は、どんこ、タラのあら汁の出汁の美味しさにはまっております
子供達もこの出汁のスープが大好きです
 
食べにきてくださーい
沁みます