この記事を書いた人
移住コーディネーター
プロフィール
手塚 さや香
さいたま市出身で、東京や大阪、盛岡で働いたあと、東日本大震災後に 釜石リージョナルコーディネーター〜釜援隊〜 という復興支援の組織で活動するために2014年秋に釜石に移住しました。
2022.01.17
土曜の深夜から昨日に掛けての津波警報・注意報で
寝不足の釜石市民が多いのではないでしょうか?
あらためて備蓄や避難袋のチェックや買い足しなど、こういった機会に見直さなくてはと思いました。
さて、1週間ほど前のことになりますが、
お稽古に通っている茶道裏千家の社中で「初釜」という新年の行事が催されました。
「初釜」「炉開き」というふたつが茶人にとって大事な行事なのですが、
一昨年からはなかなか社中全員が一堂に会することはかなわず、
午前と午後にわかれて開催されていたのですが、
今回はひさしぶりに皆さん揃っての初釜となりました。
茶道のお稽古は、釜石に来る前から続けているのですが、
釜石の先生の御道具はとても立派なものが揃っていて、
その中には津波で海水をかぶりながらもメンテナンスをして今も使われているものもあります。
被災されてもお稽古を再開された先生に感謝しつつ、
今年はサボらずに研鑽を積まなくては、との思いを新たにしました。