この記事を書いた人
移住コーディネーター
プロフィール
手塚 さや香
さいたま市出身で、東京や大阪、盛岡で働いたあと、東日本大震災後に 釜石リージョナルコーディネーター〜釜援隊〜 という復興支援の組織で活動するために2014年秋に釜石に移住しました。
2024.2.20
2月とは思えない暖かい日が続きます。
暮らしやすいのはよいけれど、
きちんと気温が下がらないこと、山に雪が降らないことの影響が、
春以降に出てくるのではないかと心配です。
さて、そんな気温や気候の影響をもろに受ける漁業のお仕事🚢
この前の週末は、お隣大船渡市に移住し、
ホタテや牡蠣の養殖に取り組む岡田さんご夫婦のお手伝いに。
岩手大学釜石キャンパスで水産を学ぶ学生さん(アルバイト)と一緒に、
ホタテの分散作業をお手伝いしました。
分散というのは、
まだホタテが小さいうちに、ホタテの成長に応じて、
ひとつのかごの中にいるホタテの数を減らすという作業です。
今回は30個のホタテを10個に分散しました。
このホタテたち、5月中にはひとつひとつ耳吊りをして、生育させます。
昨年夏の異常高温によって、ホタテの養殖もなかなか厳しいというお話はよく聞きますが、
そんな中でも養殖施設の高さ(海中での深さ)を調整するなど、生産者の皆さんは試行錯誤しています。
ほんの半日ですが、作業を体験させていただいて、
一次産業の仕事の大変さとありがたみを実感しました。
こんな作業の機会をいただけるのも海のまちならではです。
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