
移住コーディネーター釜石生活Vol.410街にそそぐあたたかい光
この記事を書いた人
移住コーディネーター
プロフィール
佐々木 江利
神奈川県藤沢市出身。結婚を機に釜石に移住しました!ママ目線で語っていきますー
2025.9.25
釜石のTETTOで開催された
「釜石市ふれあい福祉まつり」(とても賑わう釜石でも人気のおまつり)
この日に合わせて釜石PITで開催された
ユニバーサルシネマ「ミニオンズ」の映画を家族で見てきました
こちらは釜石市で「おもちゃ図書館」をしている
NPO法人Plus One Happinessさんの開催でした
障がいや病気をお持ちのお子様や、医療機器などの音や光、
バギー、車いす、様々な理由で映画をご家族で楽しむのが難しい、
そんなご家族向けに全国でも少しずつ増えてきている
ユニバーサル、インクルーシブシネマ
音響や明るさも配慮されていて、出入りも自由です
うちの子「映画」観れるのかな??そんなご家族のお子様が
ちゃんと最後まで観れた!!会場ではそんな声がありました
小さくても「できた!」という経験は、
親にとっても、子供達にとっても大きな宝物です
私はミニオンズの大ファン!でして、
娘がじっとしていれられないのでうろうろしていましたが
お友達もとても優しく、時々甘えていたので
飽きることなく家族一緒に観ることができました
「釜石市ふれあい福祉まつり」で、娘と楽しみにしていて、
毎年買っている刺繍の手ぬぐいも無事、購入できました
とっても可愛くて、家では娘と取り合っています。
別の日に開催された「きっとてっと」
ハンドメイド品や、食、ワークショップなどで、
釜石のTETTOがよりオシャレ空間に!
こちらのイベントの一部として、
釜石市民ホール TETTOさん主催インクルーシブシネマが開催されました
3回目の開催でした。
TETTOの大スクリーンと音響に、毎回感動します
コンセプトはユニバーサルシネマと同じです
普段、映画鑑賞に行き難いご家族への配慮がされた場になっています
子供達がわちゃわちゃ、ゴロゴロと思い思い過ごす姿に平和を感じることができます
アニメ映画「ロズ」 上のおねえちゃんは最後感動して泣いていました
わたしも、ちょと家でくつろぐかのように大画面で映画を楽しんでしまいました
贅沢すぎました
釜石市民はゴロゴロしながら、大画面のスクリーンで映画を楽しめるのです
こちらの会場も1階の一部座席は残し、あとはフラットスペース
机と椅子がセットになった席があり、こちらはこの日だけ特別に飲食も可能となっています
普通の映画館ではその場所のルールをしっかりと守る、そういう学びがあります
ユニバーサルシネマやインクルーシブシネマでは、ルールを少しゆるくはしますが
見守り合い、人への思いやり、配慮を沢山、学ぶ場になります
9月に釜石で開催されたユニバーサルシネマ、インクルーシブシネマ
どちらも本当にありがたいことに無料でした
すべての人を包み込む、取り残さない社会を目指す
簡単ではないと思いますが
叶えようとしてくれる人がいることに、自分の街の光を感じることができました
大きなイベントなのに、少人数に向けられたものだとしても
それをNO!!としないって本当に凄いことだと思います
すべての人に平等な選択の数が生まれる社会になるといいですね
ユニバーサルデザインの主な特徴
誰もが利用できること:特定の人のための専用デザインではなく、
できるだけ多くの人が最初から公平に利用できるようにします。
「インクルーシブ」とは、英語の「包み込むような」「包摂的な」といった意味を持つ言葉で、
年齢、性別、国籍、心身の障害の有無など、個人の背景や特性に関わらず、
あらゆる人が社会の一員として排除されずに共に支え合い、活躍できる状態や考え方を指します
今回ご紹介した団体のふれあいまつりでのユニバーサルシネマを開催した
NPO法人Plus One Happinessさん
Instagram
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釜石市への『ふるさと納税』で応援することもできます。是非ご覧ください
👉 https://www.plus.1happiness.or.jp/wp/furusato_kifu/