
この記事を書いた人
移住コーディネーター
プロフィール
手塚 さや香
さいたま市出身で、東京や大阪、盛岡で働いたあと、東日本大震災後に 釜石リージョナルコーディネーター〜釜援隊〜 という復興支援の組織で活動するために2014年秋に釜石に移住しました。
2025.3.4
vol.365で佐々木さんも投稿していましたが、
お隣の大船渡市で発生した大規模な林野火災が
まだ鎮圧に至らず、延焼が続いています。
釜石市の鵜住居にも全国からのたくさんの消防車が
消火活動のために集まってきてくれています。
ありがとうございます。
釜石市の職員も避難所運営のサポートに入っていると
友人から聞いています。
被害の大きいとみられる(まだ入れないので実際のところはわかりません)
大船渡市綾里地区に住む友人(復興支援仲間)が被災してしまったので
昨日は避難先にお見舞いに行ってきました。
その場所に、友人と親しい漁師さんなども来ていて、
避難勧告が解除になったらどういった段取りで漁業再開できるのかと
知恵を絞っていました。
「自宅が残っているかもわからない状態で漁業の話か」と
びっくりするかもしれませんが、
この綾里地区の大きな産業は、
3月上旬から収穫期を迎える養殖わかめです。
今海の中で生育しているわかめの収穫期を逃してしまうと
一年の内の大きな収入を失い
漁師さんや家族の生活は大打撃を受けることになってしまいます。
2011年の東日本大震災の津波で、
綾里やお隣の赤崎町は大きな被害を受けました。
そんな地域に14年たって
こんな火災が襲うとは、本当に言葉にできません。
昨日の時点では、
大船渡の市街地のお店などには普通にモノが並んでいますが、
すぐ近くには大きな避難所があり、対岸では炎が上がる様子が見えました。
明日の夜から雨または雪の予報です。
少しでも早く雨が降り収穫に戻れることを心から祈っています。
写真は、一昨年綾里の漁港で撮った写真と週末の鵜住居
今年もなんとかわかめの収穫ができますように……
~大船渡市大規模火災の支援先~
大船渡市ふるさと納税(大規模火災支援)
👉 https://www.satofull.jp/oenkifu/oenkifu_detail.php…
👉 https://www.furusato-tax.jp/saigai/detail/2608
大船渡のまちづくり会社経由での寄付
(避難所などで支援活動をしている団体に寄付できます)
👉 https://kyassencaravan.com/