
ラグビー×釜石×ヨガ!
自然と共にのびのび暮らす
Iターン
西部エリア
長田剛さん 彩さん
Nagata TakeshiNagata Aya
関西から岩手・釜石へ
ラグビーチーム「釜石シーウェイブス」の元選手である長田剛さん(奈良県出身)は、2009年の「釜石シーウェイブス」への移籍を機に釜石へ移り住み、選手引退・コーチ転身を経て、現在は市職員として釜石鵜住居復興スタジアムの管理を行っている。2019年には学生時代からの友人であった彩さん(兵庫県出身)と結婚。彩さんは釜石に移住し、愛娘・樹ちゃんを出産した。子育てについては「妻のサポートをすること」を大切にしているという剛さん。「自分は釜石ですでに十数年暮らしている分、友だちが多いじゃないですか。だから(妻にとって)一番の仲間って言ったら僕になるかなと。僕が一番サポートしてやらなあかんなあと思うので、極力手伝うようにしてますね」。出産から約半年後、彩さんは移住前の経験を生かして「ヨガのインストラクター」の仕事をスタートした。釜石市民ホールTETTOなどでヨガ教室を開いている。平日は女性限定で、妊婦や小さな子どもを連れたママなどが参加。「もっといろんな人に来てもらいたいですね」と今後の夢を語った。


彩さんのヨガ教室には幅広い年代の女性たちが通う
釜石の自然の中で子育て
釜石の魅力については、自然がきれいなことのほかに、人の良さを挙げた長田さん夫妻。「買い物に行くと地域の人が声をかけてくれるんです」(彩さん)、「獲れたお魚をくださったり、親切な人が多いです」(剛さん)と、釜石には「広い心で受け入れてくれる」雰囲気があると感じている。剛さんは釜石に移り住んで12年経つが、家族3人での暮らしはまだ始まったばかり。「釜石をまだ満喫しきれていないので、いろんなところに家族で行きたい」と言い、「自然があって、食べるものがおいしくて、人があたたかくて、ラグビーがある。釜石には全て揃っているんです」と力強く語った。釜石の豊かな自然に包まれて、子育てへのトライが続く。

